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あおぞら歳時記 : 秋茄子
掲載日時: 2021-9-27 6:00:00 (29 ヒット)
あおぞら歳時記

 茄子のおいしい季節になりました。
 茄子という野菜は、奈良時代に中国から伝わってきたといいます。二〇〇〇年もの長い間、日本人の食卓で愛されてきたのですね。
 皆さんの中に「ナスビ」と発音している人もあると思います。室町時代には、ナスビを女房たちは「オナス」と変化させました。女房たちはたとえば「オデン」とか「オタマ」とか言う女房言葉も数多く生んできました。江戸時代になりますと、「なす」という言葉が一般的になってきました。 
 「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉もあります。これはどんな意味でしょう。秋茄子はおいしいので、嫁には食べさせるなと、意地悪なしゅうとめ姑の言葉と言われたり「秋茄子は水分が多いので、嫁に食べさせると、腹が冷えて赤ちゃんが産まれない」と真逆な二つの解釈があるのも、おもしろいですね。
 「茄子の花と親の意見は千に一つのあだ仇はない」ともいいます。茄子の花が咲いたら必ず実を結ぶという例えであります。茄子を「な成す」に通じるとして、縁起のいい食べ物として珍重されました。



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