マイタウン : 【水虫】いわい皮フ科クリニック
掲載日時: 2020-7-27 6:00:00 (124 ヒット)
夏に悪化する皮膚病として水虫があります。 水虫は皮膚の角質層にかび菌の一種である白癬菌が増殖することによっておきます。白癬菌は暖かくて湿った環境が大好きなため、靴下をはいている足に好発します。
夏季は温度も湿度もたかくなるため悪化しやすいです。
皮膚についているだけでなく爪に入ることも多く、爪に入ると特に治るのに時間がかかります。水虫は本人が認識してない事も多いです。水虫を放置しておくと、そこからばい菌が入って蜂窩織炎(ほうかしきえん)を起こすこともあります。
また、足以外にも手や股部、顔面などにうつって、たむしになることもあります。そのためにしっかり治療することが大事です。
良くなったとおもっても治療をやめずに継続することが大事です。爪水虫専用の塗り薬や飲み薬もあります。
バスマットなどを介して家族に移ることもあるので、バスマットを共用しないなどの注意も必要です。
水虫かもと思われる方は、ぜひ一度検査してください。
岩井昭樹先生