あおぞら歳時記 : 土用丑
掲載日時: 2019-6-24 6:00:00 (52 ヒット)
7月27日は、うなぎを食べる「土用の丑の日」であります。
「土用」という日は、季節の変わる前日18日間をいいます。すなわち、立春・立夏・立秋・立冬の前日18日間です。
したがって土用は、一年に4回あることになります。
うなぎを食べる土用は、立夏の前日18日間で、その18日間の丑の日を「土用の丑」といいます。
現在は「土用」と書きますが、昔は「土旺」と書いていました。「旺」は「盛ん」という意味で、夏の一番盛んな季節という意味です。
こうした時期には、体も弱るので栄養のあるものを食べようと考えました。
これは江戸時代の平賀源内(ひらがげんない)が、うなぎ屋の看板を頼まれ「今日は丑」と書いたところから、土用の期間中の丑の日にうなぎを食べるようになったと言われます。
おいしいうな丼を食べて、この夏を元気に乗り切りましょう。「蒲焼きも折り目正しき二本差し」
最近は稚魚の高騰により、私たちの口に入りにくくなったのが、残念でたまりません。